2.そこにシーバスがいない ~んじゃどこにいるのさ?~

「居付きと回遊」
シーバスの存在パターンはこの2つに絞られる。

居着きとは、海底のシモリやバース、橋げたやロープなどのストラクチャー(障害物)に付いているパターン。
危険回避の為に障害物に居付く事もあると思うが、おそらくほとんどの居付きの原因はベイト(えさ)である。シーバスはけっこうなんでも食うが、特に好物なのは小魚と小エビやカニなどの甲殻類だろう。それらが集まる場所にシーバスは留まると考えていい。

ここで大切なのはシーバスが居付く要因はあくまでもベイトであり、決してそこにロープがあるから居付いているわけではないという事だ。いくら居心地のよい家でも荒野の一軒家で水も店も電気もなければ引っ越さざるを得ない。昨日釣れた場所で今日も釣れるとは限らない。

回遊とは、一箇所に留まらず、常に移動している状態で、こういうシーバスを釣るのはなかなか難しい。まず必要なのは考える事。シーバスもただなんとなく漂うのではなく、必ず決まった道を通る。防波堤と海底のカドになった場所に沿って泳ぐ。船道の海底のカケアガリに沿って泳ぐ。海底の岩づたいに泳ぐ。・・・そして気に入った餌場を見つけるとそこに居付く

基本的にシーバスは回遊性であり、根魚のようにそこでず~っと暮らす訳ではない。
「障害物と通り道」この二つにベイトを関連付けてやれば、必ず居場所を探し出す事ができる。

1.シーバスはなぜ釣れない?

~あきらめない事も大切~
メソッドなんてえらそうな事書いているが、10年前に比べてこれだけシーバッシングがメジャーになった昨今、つり方の「いろは」は、そこらへんの本屋に行けばいくらでも載っている。それを読めば脱初心者アングラーは簡単な事だと思う。
ところが・・・釣れないのだ。行けども行けどもヒットしない。11月なんて凍えながらロッドを振り、そのうち「俺なにやってんだろ・・・」とか思い始める。家のこたつのぬくもりが恋しくなり、早々納竿して、帰路についた事も何度かあった。
あたりまえである。釣りである以上、釣れなければ面白くない。ではなぜ釣れないのか?答えはカンタン。

・そこに魚がいない
・その場所に合った釣り方をしていない。

この内のどちらかである。
単独釣行のオカッパリで釣る人が少なくて、ボートシーバスがなぜあんなに釣れるのか考えてみればわかる。
ボートシーバスは、経験豊かなキャプテンが、その時期の実績ポイントへ連れて行ってくれる。
その場所の釣り方を教えてくれる。釣れてあたりまえなのだ。

そこで、港内でのシーバッシングにおいて、どこに魚がいて、どうやって釣るか。経験からわかる範囲で解説とかしてみる。もちろんこれが全てではないので、プラスアルファとして考えてほしい。